「恐れながら」を上手に使おう!「恐れ入りますが」との違いは?意味と使い方を解説!

目上の相手に対して発言する際、「恐れながら」というクッション言葉を挟む手法がありますよね。恐縮しているニュアンスを表すことは誰もが知っているでしょう。

同じ恐縮のニュアンスでも、類語の「恐れ入りますが」「僭越ながら」などと比較すると、それぞれ使用すべき場面が少しずつ異なることがわかります。

「恐れながら」の意味用法だけでなく、使うべき場面やタイミング、英語表現についても確認しておきましょう。

この記事の内容

「恐れながら」ってどんな意味?

「恐れながら」は「恐れ」と「ながら」の2語で構成されたフレーズ。「恐れ」と「ながら」それぞれの意味を確認し、語源についても遡ってみましょう。

「恐れ」の意味

一般的に「恐れ」とは恐怖や不安など、自分の身を精神的におびやかすものをいいますよね。実のところ「恐れ」の意味は他にもあり、敬ってかしこまる気持ちを指す場合があります。

歴史の授業で古代の「アニミズム」を紹介する際、「自然に対する畏敬の念」という言い回しが使われていたのを覚えていませんか。

上記の例と同様、人との対話で使われる「恐れ」とは、敬ってかしこまる気持ち、すなわち「畏敬の念」を表すのです。

「ながら」の意味

「ながら」の意味は2つに大別されます。1つは複数の動作を同時に行うこと。例えばTVを見ながら食事をする、という様が該当します。

もう1つの意味は、両立しにくい2つの事象が同時に成り立つことです。

「恐れながら」で使われる「ながら」は後者の意味で、「恐れを感じている、けれども」といったニュアンスを表すということですね。

候文で使われる「乍恐」

中世から近世にかけて、武士を中心に使われた古語・古文の1つに候文(そうろうぶん)というものがあります。「乍恐」も候文で使われるフレーズの一種です。

「乍恐」は「おそれながら」と発音し、漢文の要領で先に「恐」を、次いで「乍」の順に読みます。

「乍恐以書付」(恐れながら書付文をもって)という言い回しがあるように、「乍恐」は現代語の「おそれながら」と同様、恐縮しながらも何かを行う意味で使われていたのです。

「恐れながら」の意味

「恐れながら」とは「恐れ」と「ながら」の2語で構成されたフレーズ。詳しくは「畏敬の念を感じつつも」と、「それでもやはり」という意味を組み合わせたものだと述べました。

上記を踏まえ、改めて「恐れながら」の意味を考えてみると「恐縮しつつも、敢えて」もしくは「はばかられるが、それでもやはり」といったニュアンスであることがわかりますね。

「恐れながら」の具体的な使い方を解説!

「恐れながら」の意味用法を踏まえ、実践編に移りましょう。「恐れながら」はビジネスでも多用されるフレーズ。特に目上の相手に使うのが特徴です。

ビジネスシーンを想定し、「恐れながら」の代表的な3つの使い方を紹介します。

目上の相手にお願い・依頼をする場合

同輩や距離の近い先輩に対して何かお願いをする際に、かしこまって「恐れながら」ということはありませんよね。多くの方が、もっと軽いタッチで声をかけるはずです。

職場の身近な環境をイメージするとわかりやすいでしょう。お願い・依頼をする際に「恐れながら」と前置きすべきなのは、上司や取引先といった目上の相手。

「自分の都合で振り回すのは恐れ多いが、それでもお願いしなければ事態が進展しない」という相手と場面、双方の条件が揃った時に使われる言い回しといえるでしょう。

目上の相手に反対・反論する場合

一般的にいって、目上の相手とやり取りする際には相手の意見を優先するのがセオリー。進行を円滑にするためにも、ある程度融通を利かせることが大事ですよね。

柔軟に対応すべしとはいえども、無条件で相手の意見を丸のみしてはいけません。極端な例でいえば、どちらか一方が不当に損失を被るような提案は断るべきですし、契約に反するような取引もNGです。

上記を踏まえ、目上の相手に反対・反論しなければならない場合には「恐れながら」と切り出しましょう。クッション言葉の「恐れながら」が挿入されることにより、反対・反論に伴う相手からの反発を抑える作用が期待できます。

相手が理屈っぽいタイプの場合は、予め反対・反論の際に明確な根拠を示せるよう備えておくとよいでしょう。

目上の相手に拒否・断りをする場合

目上の相手に拒否・断りをする場合にも「恐れながら」は有効です。先の項で述べた通り、ビジネスにおいては基本的に相手の意見を優先し、尊重するべきですよね。

反対・反論する場合と同様、目上の相手であってもやむを得ず拒否や断りをしなければならない場合はあるもの。

拒否や断りの前に「恐れながら」の一言を挟むことによって、恐縮しており本当は言いづらい、という意図を伝えることができるのです。

「恐れながら」を敬語で表現するには?

「恐れながら」は丁寧な言い回しですが、実は敬語表現ではありません。より強い敬意を表するための言い方を2つ紹介します。

「恐れ入りますが」

「恐縮する」と同じ意味で、「恐れ入る」という動詞があります。フレーズ「恐れ入りますが」は、「恐れ入る」を敬語表現したものです。

より詳しく述べると、「恐れ入りますが」は「恐れ入る」の未然形に丁寧の補助動詞「ます」を付け、さらに逆説の接続詞「が」を加えたもの。

すなわち相手ありきの場面で、「恐縮していますが、それでもやはり」といった意味合いを表します。

「恐縮ですが」

「恐縮ですが」は意味用法とも、「恐れ入りますが」とほぼ同じ。「です」という丁寧の補助動詞で敬意を表する点からも、敬意の度合いは「恐れ入りますが」と同程度といえるでしょう。

メールにおける「恐れながら」の使い方

ビジネスシーンにおいて、メールのような文章媒体では必然的にかしこまった表現を使うことになります。

「恐れながら」は、ビジネス用のメールと親和性の高いフレーズだといえるでしょう。以上を踏まえ、メール媒体で「恐れながら」を使った例文を2つ紹介します。

例文①
恐れながら、お送りいただいたメールは送信先が誤っていると思われます。今一度宛先をご確認ください。

例文②
恐れながら、ご提示いただいた条件では承服しかねます。当方の希望条件は次の通りです。

ビジネスシーンにおける「恐れながら」の使い方

敬語表現「恐れ入りますが」や「恐縮ですが」と比較すると、「恐れながら」は少しくだけた言い方であることがわかります。

目上の相手であっても、極端にかしこまる必要のない対象であれば「恐れながら」というだけで問題ない場合もあるものです。

話し相手との距離感に注目しながら、例文を見てみましょう。

例文①
「鈴木部長、Y社との会合は明日の予定だったかね?」
「恐れながら常務、明後日の水曜日です」
「ありゃ、そうかい!よく知らせてくれたね!」

例文②
「恐れながら申し上げます。このままだとプロジェクトは失敗してしまう可能性が高いと思われます」
「何だって、ここまでやってきたのに?」
「はい、お知らせするのも心苦しいのですが。理由として、新型コロナウイルスという大変なイレギュラーが発生しました。収束の目途が立たない現状、中止もやむなしと考えます」
「確かに、先行き不透明なものにリソースを割くのは望ましくない。わかった、中止を承認しよう」

「恐れながら」の類語と使い方

紹介してきた言い換え表現のほかにも、「恐れながら」の類語が存在します。順番に見ていきましょう。

「僭越ながら」

「僭越ながら」とは、「出過ぎてしまい恐縮ですが」といった意味合いです。僭越(せんえつ)とは自分の地位や身分を越えて、出過ぎた行動をすること。

より簡単にいえば「私ごときが」「私のような低い立場の者が」といったように、相手に対してへりくだった姿勢を表すフレーズということです。

注意点として、特にへりくだる必要のない場面で不用意に「僭越ながら」と発言すると、卑屈な印象を与えてしまいます。

日常生活の中では使いどころの難しい言い回しといえるでしょう。

「失礼ながら」

「恐れながら」よりも若干ソフトな言い方として、「失礼ながら」という表現も有効です。「恐れながら」というと、、どうしても恐縮しているニュアンスが入ってしまいますよね。

一方「失礼ながら」という場合は、「相手に失礼を働く」というニュアンスのみで、特に自分が恐縮しているというメッセージは含まれません。

以上の理由から「失礼ながら」は、特にかしこまった場面でなくても比較的使いやすいフレーズといえます。

「恐れ入りますが」

「恐れ入りますが」は「恐れながら」と同義の敬語表現で、目上の相手に使う言い回し。

非常に丁寧な表現であり、接客やサービスの分野では拒否・断りの際に使う定型フレーズの1つとして定着しています。

「恐れながら」を英語で表現してみよう

最後に「恐れながら」と同じニュアンスを英語で表現してみましょう。

代表的な単語“afraid”は「恐れ」という意味で、日本語とほぼ同じ感覚で使えます。英語の授業でも登場するので、日本人にも馴染み深いはず。

「恐れながら」の英語表現は簡単なので、是非マスターしておきましょう。

“be afraid to~”

“be afraid to~”は、日本の英語教育の中でも紹介されるポピュラーな言い回し。“to”の後に動詞を配置して、「~することを恐れる」という意味を表します。

例えば“be afraid to say that~”の場合は、「~と発言することを恐れる」「~と告げるのがおっくうだ」といったニュアンスですね。

ちなみに“be afraid to~”と表現する場面の顛末・結末は、状況によって異なります。

結果としてアクションするのか、それともアクションを控えるのかについては文脈によって変わるため、“afraid”という単語だけでは判断できません。

“be afraid to~”を使った文章を和訳する際には前後関係にも目を配り、機械的に翻訳しないように注意する必要があります。

”Please allow me to~”

”Please allow me to~”のイディオムは、“to”の次に動詞を配置することにより「どうか~させてください」という意味を表します。

「恐れながら」と比べるとやや直接的な表現ですが、意思を明快に伝えるという点でも英語らしい言い回しですね。

英文メールで「恐れながら」を使ってみよう

紹介してきた2つのイディオムを流用し、英文メールで「恐れながら」と表現してみましょう。

・“Hello, Mike. I’m afraid not to join the party, cause I have no money. Terribly sorry.”
(やあ、マイク。言いづらいんだけど、金欠のせいでパーティーに参加できないかもしれない。大変申し訳ない)

・”Please allow me to visit you next monday. I will bring you special news.”
(今度の月曜日に、どうかお邪魔させてください。特別なニュースがあります)

目上の相手に対して発言する際、「恐れながら」というクッション言葉を挟む手法がありますよね。恐縮しているニュアンスを表すことは誰もが知っているでしょう。

同じ恐縮のニュアンスでも、類語の「恐れ入りますが」「僭越ながら」などと比較すると、それぞれ使用すべき場面が少しずつ異なることがわかります。

「恐れながら」の意味用法だけでなく、使うべき場面やタイミング、英語表現についても確認しておきましょう。

「恐れながら」ってどんな意味?

「恐れながら」は「恐れ」と「ながら」の2語で構成されたフレーズ。「恐れ」と「ながら」それぞれの意味を確認し、語源についても遡ってみましょう。

「恐れ」の意味

一般的に「恐れ」とは恐怖や不安など、自分の身を精神的におびやかすものをいいますよね。実のところ「恐れ」の意味は他にもあり、敬ってかしこまる気持ちを指す場合があります。

歴史の授業で古代の「アニミズム」を紹介する際、「自然に対する畏敬の念」という言い回しが使われていたのを覚えていませんか。

上記の例と同様、人との対話で使われる「恐れ」とは、敬ってかしこまる気持ち、すなわち「畏敬の念」を表すのです。

「ながら」の意味

「ながら」の意味は2つに大別されます。1つは複数の動作を同時に行うこと。例えばTVを見ながら食事をする、という様が該当します。

もう1つの意味は、両立しにくい2つの事象が同時に成り立つことです。

「恐れながら」で使われる「ながら」は後者の意味で、「恐れを感じている、けれども」といったニュアンスを表すということですね。

候文で使われる「乍恐」

中世から近世にかけて、武士を中心に使われた古語・古文の1つに候文(そうろうぶん)というものがあります。「乍恐」も候文で使われるフレーズの一種です。

「乍恐」は「おそれながら」と発音し、漢文の要領で先に「恐」を、次いで「乍」の順に読みます。

「乍恐以書付」(恐れながら書付文をもって)という言い回しがあるように、「乍恐」は現代語の「おそれながら」と同様、恐縮しながらも何かを行う意味で使われていたのです。

「恐れながら」の意味

「恐れながら」とは「恐れ」と「ながら」の2語で構成されたフレーズ。詳しくは「畏敬の念を感じつつも」と、「それでもやはり」という意味を組み合わせたものだと述べました。

上記を踏まえ、改めて「恐れながら」の意味を考えてみると「恐縮しつつも、敢えて」もしくは「はばかられるが、それでもやはり」といったニュアンスであることがわかりますね。

「恐れながら」の具体的な使い方を解説!


「恐れながら」の意味用法を踏まえ、実践編に移りましょう。「恐れながら」はビジネスでも多用されるフレーズ。特に目上の相手に使うのが特徴です。

ビジネスシーンを想定し、「恐れながら」の代表的な3つの使い方を紹介します。

目上の相手にお願い・依頼をする場合

同輩や距離の近い先輩に対して何かお願いをする際に、かしこまって「恐れながら」ということはありませんよね。多くの方が、もっと軽いタッチで声をかけるはずです。

職場の身近な環境をイメージするとわかりやすいでしょう。お願い・依頼をする際に「恐れながら」と前置きすべきなのは、上司や取引先といった目上の相手。

「自分の都合で振り回すのは恐れ多いが、それでもお願いしなければ事態が進展しない」という相手と場面、双方の条件が揃った時に使われる言い回しといえるでしょう。

目上の相手に反対・反論する場合

一般的にいって、目上の相手とやり取りする際には相手の意見を優先するのがセオリー。進行を円滑にするためにも、ある程度融通を利かせることが大事ですよね。

柔軟に対応すべしとはいえども、無条件で相手の意見を丸のみしてはいけません。極端な例でいえば、どちらか一方が不当に損失を被るような提案は断るべきですし、契約に反するような取引もNGです。

上記を踏まえ、目上の相手に反対・反論しなければならない場合には「恐れながら」と切り出しましょう。クッション言葉の「恐れながら」が挿入されることにより、反対・反論に伴う相手からの反発を抑える作用が期待できます。

相手が理屈っぽいタイプの場合は、予め反対・反論の際に明確な根拠を示せるよう備えておくとよいでしょう。

目上の相手に拒否・断りをする場合

目上の相手に拒否・断りをする場合にも「恐れながら」は有効です。先の項で述べた通り、ビジネスにおいては基本的に相手の意見を優先し、尊重するべきですよね。

反対・反論する場合と同様、目上の相手であってもやむを得ず拒否や断りをしなければならない場合はあるもの。

拒否や断りの前に「恐れながら」の一言を挟むことによって、恐縮しており本当は言いづらい、という意図を伝えることができるのです。

「恐れながら」を敬語で表現するには?

「恐れながら」は丁寧な言い回しですが、実は敬語表現ではありません。より強い敬意を表するための言い方を2つ紹介します。

「恐れ入りますが」

「恐縮する」と同じ意味で、「恐れ入る」という動詞があります。フレーズ「恐れ入りますが」は、「恐れ入る」を敬語表現したものです。

より詳しく述べると、「恐れ入りますが」は「恐れ入る」の未然形に丁寧の補助動詞「ます」を付け、さらに逆説の接続詞「が」を加えたもの。

すなわち相手ありきの場面で、「恐縮していますが、それでもやはり」といった意味合いを表します。

「恐縮ですが」

「恐縮ですが」は意味用法とも、「恐れ入りますが」とほぼ同じ。「です」という丁寧の補助動詞で敬意を表する点からも、敬意の度合いは「恐れ入りますが」と同程度といえるでしょう。

メールにおける「恐れながら」の使い方

ビジネスシーンにおいて、メールのような文章媒体では必然的にかしこまった表現を使うことになります。

「恐れながら」は、ビジネス用のメールと親和性の高いフレーズだといえるでしょう。以上を踏まえ、メール媒体で「恐れながら」を使った例文を2つ紹介します。

例文①
恐れながら、お送りいただいたメールは送信先が誤っていると思われます。今一度宛先をご確認ください。

例文②
恐れながら、ご提示いただいた条件では承服しかねます。当方の希望条件は次の通りです。

ビジネスシーンにおける「恐れながら」の使い方

敬語表現「恐れ入りますが」や「恐縮ですが」と比較すると、「恐れながら」は少しくだけた言い方であることがわかります。

目上の相手であっても、極端にかしこまる必要のない対象であれば「恐れながら」というだけで問題ない場合もあるものです。

話し相手との距離感に注目しながら、例文を見てみましょう。

例文①
「鈴木部長、Y社との会合は明日の予定だったかね?」
「恐れながら常務、明後日の水曜日です」
「ありゃ、そうかい!よく知らせてくれたね!」

例文②
「恐れながら申し上げます。このままだとプロジェクトは失敗してしまう可能性が高いと思われます」
「何だって、ここまでやってきたのに?」
「はい、お知らせするのも心苦しいのですが。理由として、新型コロナウイルスという大変なイレギュラーが発生しました。収束の目途が立たない現状、中止もやむなしと考えます」
「確かに、先行き不透明なものにリソースを割くのは望ましくない。わかった、中止を承認しよう」

「恐れながら」の類語と使い方

紹介してきた言い換え表現のほかにも、「恐れながら」の類語が存在します。順番に見ていきましょう。

「僭越ながら」

「僭越ながら」とは、「出過ぎてしまい恐縮ですが」といった意味合いです。僭越(せんえつ)とは自分の地位や身分を越えて、出過ぎた行動をすること。

より簡単にいえば「私ごときが」「私のような低い立場の者が」といったように、相手に対してへりくだった姿勢を表すフレーズということです。

注意点として、特にへりくだる必要のない場面で不用意に「僭越ながら」と発言すると、卑屈な印象を与えてしまいます。

日常生活の中では使いどころの難しい言い回しといえるでしょう。

「失礼ながら」

「恐れながら」よりも若干ソフトな言い方として、「失礼ながら」という表現も有効です。「恐れながら」というと、、どうしても恐縮しているニュアンスが入ってしまいますよね。

一方「失礼ながら」という場合は、「相手に失礼を働く」というニュアンスのみで、特に自分が恐縮しているというメッセージは含まれません。

以上の理由から「失礼ながら」は、特にかしこまった場面でなくても比較的使いやすいフレーズといえます。

「恐れ入りますが」

「恐れ入りますが」は「恐れながら」と同義の敬語表現で、目上の相手に使う言い回し。

非常に丁寧な表現であり、接客やサービスの分野では拒否・断りの際に使う定型フレーズの1つとして定着しています。

「恐れながら」を英語で表現してみよう

最後に「恐れながら」と同じニュアンスを英語で表現してみましょう。

代表的な単語“afraid”は「恐れ」という意味で、日本語とほぼ同じ感覚で使えます。英語の授業でも登場するので、日本人にも馴染み深いはず。

「恐れながら」の英語表現は簡単なので、是非マスターしておきましょう。

“be afraid to~”

“be afraid to~”は、日本の英語教育の中でも紹介されるポピュラーな言い回し。“to”の後に動詞を配置して、「~することを恐れる」という意味を表します。

例えば“be afraid to say that~”の場合は、「~と発言することを恐れる」「~と告げるのがおっくうだ」といったニュアンスですね。

ちなみに“be afraid to~”と表現する場面の顛末・結末は、状況によって異なります。

結果としてアクションするのか、それともアクションを控えるのかについては文脈によって変わるため、“afraid”という単語だけでは判断できません。

“be afraid to~”を使った文章を和訳する際には前後関係にも目を配り、機械的に翻訳しないように注意する必要があります。

”Please allow me to~”

”Please allow me to~”のイディオムは、“to”の次に動詞を配置することにより「どうか~させてください」という意味を表します。

「恐れながら」と比べるとやや直接的な表現ですが、意思を明快に伝えるという点でも英語らしい言い回しですね。

英文メールで「恐れながら」を使ってみよう

紹介してきた2つのイディオムを流用し、英文メールで「恐れながら」と表現してみましょう。

・“Hello, Mike. I’m afraid not to join the party, cause I have no money. Terribly sorry.”
(やあ、マイク。言いづらいんだけど、金欠のせいでパーティーに参加できないかもしれない。大変申し訳ない)

・”Please allow me to visit you next monday. I will bring you special news.”
(今度の月曜日に、どうかお邪魔させてください。特別なニュースがあります)

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この記事を書いた人

[オクソカ]編集部。草加界隈をいろんな角度から掘り下げて情報発信。熱くユルく草加の魅力を伝えています。

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