雑務で仕事がデキるか試されている?!評価に雲泥の差がでる取り組み方

雑務ばかりで仕事が面白くない、雑務ではない仕事を今直ぐに学びたい、などと不満を募らせている方も多いかもしれません。特に新人の方には多いでしょう。

でも、本当のところは雑務で結果を出すことができる人は、そのまま仕事でもものになることが多いのです。

マインドセットによって、それまで嫌だと考えていた雑務も役に立つし面白いと感じることができるようになります。

このページでは、雑務への心づもりと雑務を意欲的にやることのプラスの面を教えます。

この記事の内容

雑務とは何か

雑務とは、「様々あるこまごまとした用件」といった主旨があります。

抽象的すぎますので、差し当たって雑務とはいかなる職務なのか、改めてチェックしてみます。

雑務の業務例

代表的な雑務には、掃除やごみの処分や机を拭く、買い出しや来客へのお茶出し、コピー作業や銀行及び郵便局へ行くなどがあります。

これらの作業は直接的には、本来の業務とはぜんぜん無関係な業務という風に考えられがちです。しかし、会社全体が本来の業務をする人ばかりなら仕事が滞ります。

ごみだらけの社内で仕事をしたり、来客があってもお茶も出さない、発送しなければならない郵便物がたまっている・・・、そのような企業が伸びるわけはありません。

雑務は誰かがやらなければいけない仕事です。会社を辞めるまでずっと雑務をやらされるというわけではありませんので、どうせなら雑務もバリバリこなした方が「仕事の出来る人」に見えるのではないでしょうか

どのような業務も小さい作業の積み重ねです。雑務は、大事な仕事に打ち込むことと同等の重みがあると考えてください。

なぜ新人が雑務を担当するのか?

雑務担当といえばやはり新人の方になることが多いです。その理由は、雑務にはビジネスマンとして欠かせない基本的スキルをマスターできる業務が詰め込まれているからです。

始めから新人に大事な仕事を依頼しないのは、不慣れなことも要因のうちです。

しかし、雑務はそれだけではなく、お客様や取引先、また上司や同僚などに対しての本質的なビジネス作法を会得する貴重な経験になるからです。

特に新人は、社会人1年目ですから、社内外を問わず係わるほとんどの方が目上の人ということです。ビジネスマンとしてベースとなるスキルを自分のものにすることは、社会人として認めてもらうためでもあります。

手を抜かずにしっかりと取り組みましょう。

雑務の役割とは?

職場における雑務の使命は、自分の会社の生産パフォーマンスを引き立てるため機能するシチュエーション作りです。

難しい言い方をしましたが、 もし職場の整理整頓できていなくて込み入っていたり、ゴミだらけのオフィスならば快適に仕事へ取り組めません。

総じて言えば、社内が不潔で整理整頓されていない企業は、それなりの業績に落ち着いてしまいます。

伸びる企業のオフィスはキレイですし書類などもきちんと整理されています。郵便物の発送も滞りませんし銀行関係も毎日こまめに通います。

そのような理由から、雑務が企業に与える作用は、実際はとても大きいと言うことができます。ちなみに、出世しているビジネスマンは、新人時代の雑務もキビキビとこなしていたという事実も忘れないでください。

雑務は、長時間かけてやる作業ではありません。限りのある時間の範囲内でどれくらい合理的にやれるかが重要な点です。

これはどのようなタスクでも該当することなので、時間の利用法を会得する最適なレッスンだと考えてください。

具体的な雑務内容

人柄と職務へのスタンスが試されるのが雑務でです。

雑務の仕事を甘く見るのは大きな間違いとなります。その会社の仕事である限り、有用な責務があると理解してキッチリと注力ましよう。

具体的な雑務内容を、代表的な例で紹介します。

おつかい

お客様用のお茶やコーヒーなどの買い出し、銀行での諸手続、資料などの文書を取引先へ届けるなどが代表例です。

デスクワークの人にとっては気分転換になるので、ある意味息抜きがてらという感じでしょうか。

ただし、コーヒーショップで一休みしたり、使用のショッピングなどは当然ですがNGです。

備品の管理や発注

仕事には必ず必要な消耗品や文房具などの備品があります。一定サイクルでストックを確かめて発注するのも雑務の一つです。

デキる人は、使いやすい物を調べたりして(もちろん経費内で)満足度を高める工夫をします。特に、代替のきかない物に関しては在庫切れをしないように十分注意してください。

コピー

雑務の代表にコピーとりがあります。いかにもいやいやコピーしている人をよく見かけませんか?

どうせやるなら、ユーザビリティが高くて分かりやすいよう気配りしつつコピーすれば、頼んだ人も仕事がしやすくなりますし評価も高くなるのではないでしょうか。

画像などがあれば潰れないようにモードの設定に気をつけたり、きちんと綴じたりしただけでずいぶん違います。自分が見る立場だったら、という考え方でコピーをとってみましょう。

まとめ

このように、たかが雑務ですが、されど雑務です。

こういった誰でもやれることを「面白くない」と思ってやるのか、「どうやったらみんなが仕事しやすいのだろう」と考えてやるのでは雲泥の差です。

周りの人は、必ずそういったところでデキる人とデキない人を見分けます。雑務こそキチッとこなして評価を上げてみませんか?

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