「ジャストアイデア」を使いこなそう!状況次第ではビジネスシーンでもOK!

カタカナ語の中に、ジャストアイデアという言い回しがあります。ジャストアイデアは日本語表現のひょんな思いつき、閃きといった意味合いと同義です。

ジャストアイデアは意外にもビジネスシーンでしばしば使われています。

しかし本当にビジネスシーンで使ってもよいものか、少し不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

ビジネス用語としては敷居の低い言葉ですので、軽い気持ちでチェックしてみましょう。

この記事の内容

ジャストアイデアの意味とは?戸惑いやすいビジネス用語を解説

ジャストアイデアはビジネスシーンでの使用をためらわれがちです。

また初めて聞く人にとっては、どういう意味なのかわからず戸惑いやすい言葉でしょう。

そもそも、ジャストアイデアとはどんな意味でしょうか。まずは基本事項から確認しましょう。

ジャストアイデアは「思いつき」

ジャストアイデアとは、いわゆる思いつきのことです。

つまり熟考の末練り上げた案ではなく、何とはなしにパッと閃いたアイデアを指すと考えればOKです。

ジャストアイデアは和製英語

ジャストアイデアという言い回しは英語表現上に存在しません。つまり和製英語ということです。

英語圏で“just idea”と発言しても、意味が通じませんので注意が必要です。

ジャストアイデアの正しい英語表記は?

英語表現でジャストアイデアに相当する言い回しはないのでしょうか。

実は、英語にもジャストアイデアと同じ意味のフレーズは存在します。英語で“just an idea”と表現すればよいのです。

ちなみに正確な英文法を踏襲せず、慣例的に使っていた表現がジャストアイデアだったと推測できますね。

結果として、日本においてはジャストアイデアというフレーズで定着したのです。

「ジャストアイデアですが」を英語で言うと?

それでは「ジャストアイデアですが」と、会話形式の英語で表現するとどうなるでしょうか。

先述の“just an idea”だと単なるフレーズに留まり、アイデアを思いついたという文章表現にはなりません。

つまりもう少し文章を肉付けする必要があります。思いつく、という表現には“come up with”が当てはまります。

また「ジャストアイデアですが」と切り出すニュアンスについても、英訳するに当たってもう少し文章らしく整える方がよいでしょう。

そこで「ちょっとしたアイデアを思いついたのですが」という風に言い換えると意味が通じやすくなります。

以上を踏まえて「ジャストアイデアですが」という表現を英訳すると、“I just come up with an idea”という表現になるはずです。

回りくどいようですが、英訳の際には端折らずに一つずつステップを重ねていくことが大事です。

ジャストアイデアが使われるシーンとは?

続いてジャストアイデアが実際に使われるシーンを考えてみましょう。

自信や根拠がない発言をする時

自信や根拠がないまま発言する時、ジャストアイデアだと断りを入れるとよいでしょう。

時としてじっくり熟考するよりも、スピード感が優先される場面はしばしばあります。

また直感的には結論が出ていても、タイミングの問題で理由付けが済んでいない瞬間は訪れるものです。

自分の発言が浅はかで指摘を受ける時

不用意に浅はかな発言をしてしまい、指摘を受けた場合にはジャストアイデアだといって収める使い方もあります。

あくまで思いつきの発言であり、本意ではないという言い方ができるわけです。

ただし良くも悪くも、自己弁護の姿勢を打ち出すことになります。特に目上の相手から指摘を受けた際に、ジャストアイデアだと言い返すのはリスクを伴う行為。

反省の姿勢を見せておらず、また素直でないという印象を与える可能性があるからです。

ジャストアイデアと発言する際には、予め影響の良し悪しを把握しておきましょう。

ジャストアイデアの正しい使い方を例文でチェック

ジャストアイデアの意味や使い所についてはもうOKですね。

それではより具体的に運用できるよう、例文を紹介します。

前置きでの使い方

もっともポピュラーな使い方として、前置きとしてジャストアイデアを持ってくる用法があります。先の項でも取り上げた使い方ですね。

前置きとして予めジャストアイデアであることを伝えておくと、話を聞く側としては身構えずにざっくばらんな態度で対応しやすくなります。

当然ビジネスシーンでは使い所に気をつける必要があります。

しかし自由に意見を交わしたり、どんどんアイデアを出したりするような場面では大変有用な使い方といえるでしょう。

例文

「Tさん!販促のキャンペーンを打つのに、何かいいアイデアない?」
「ジャストアイデアなんだけど、商品のパッケージに特典を付けるのはどうかな?スポンジとか」
「それならセットで使えそうだ」

倒置法としての使い方

もう一つのアプローチとして、ジャストアイデアを倒置法で使うこともできます。先に意見を述べ、発言の最後に自分が話した内容はジャストアイデアだと伝える要領です。

受け取る側とすれば、もちろん途中までジャストアイデアであることは意識しません。よって緊張感を持って話を聞くことになります。

一通り話を聞いた上で最後にジャストアイデアであることを明かされると、緊張感が和らいだり拍子抜けしたりするかもしれません。

しかし緩急をつけて緊張感を演出するという意味で、前置きで使う方法とは異なる効果が期待できるといえるでしょう。

例文

「ウチの課主導でプロモーションのCM作ろうと思うんだ」
「それ面白いんじゃない?」
「でしょ。今までCM作りは別の課がやってたわけだからね。といっても、実はジャストアイデアなんだけどね」

ジャストアイデアの類語や関連語とは?

最後にジャストアイデアの類語や関連語をチェックしておきましょう。

ジャストアンサー

ジャストアンサーとはビジネス用語やフレーズではなく、企業名です。

言葉の響きこそよく似ていますが、ジャストアイデアとは無関係である点に注意しましょう。

ちなみにジャストアンサー社は、オンラインで質疑応答サービスを提供する事業を運営しているとされています。

フラッシュアイデア

フラッシュアイデアはジャストアイデアの類語・同義語です。フラッシュだけでもよいとされています。

響きの通りいわゆる閃きという意味合いが強調されるので、場面によってはジャストアイデアより相応しいフレーズになるでしょう。

なお、ジャストアイデアと同様にフラッシュアイデアという言い回しは英語圏では通じません。

まとめ


ジャストアイデアは深刻な場面で使うには不向き。一方、軽い気持ちで使う分には非常に便利な言葉です。

しかし忘れてはいけないのが、アイデアや新機軸は得てして思いつきによって生まれるものだという点です。

矛盾するようですが、無難で当たり障りのない発想だけでは飛躍や革新を望めません。

つまりジャストアイデアを消極的に捉える必要はないのです。ビジネスシーンでの使用もOKでしょう。

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