新田にお店を構えて二十数年!老舗の町中華「栃尾」さんで、ド定番の「チャーハンセット」をいただきました!

現在、西口、東口ともに「駅前再開発」が行われている、東武鉄道スカイツリーライン・「新田駅」ですが、駅前の再開発前からすでに様変わりしてきています。

駅前から少し行った県道沿いの「石窯パン工房」さんが「中華食堂・日高屋」さんに代わり、「イトーヨーカドー」さんも食品売り場プラスアルファ的な店舗にリニューアル。

新しいお店が次々と開店していく中で、時代に流されない、頑固に昔ながらの味を守り続けている「地元のお店」はどうなっていくのでしょうか。

新しいものと昔からの「モノの共存」はこれからの街づくりで、大きな課題となるのではないでしょうか?

昔からの「伝え続けている味」を守っていくことで、シニアの方々には「懐かしい味」を感じ取ってもらい、若い人たちには「レトロ感が斬新」と感じてもらえると思います。

「懐かしさと新感覚」を同じ味で感じ取ってもらえると、うれしいですが・・・。

新田にお店を構えて二十数年!老舗「町中華」「栃尾」

そんな中で今回ご紹介する「中華料理・栃尾」さんは、新田駅徒歩3分、リニューアルしたイトーヨーカドーのすぐそばにある、THE・老舗で「地元のお店」です。

昔からの味を守り続けている「栃尾」さんをじっくりご紹介いたします。

この記事の内容

栃尾へのアクセス・基本情報

冒頭でも少し触れましたが、東武鉄道・スカイツリーライン「新田駅」駅より徒歩3分になります。

西口を出て、「養老乃瀧」さんを左に曲がり、少し進んで県道を越えると赤い屋根が見えてきます。

東武鉄道・スカイツリーライン「新田駅」駅より徒歩3分

赤い屋根には「ラーメン、餃子、チャーハン」の文字が!

「そこまでど派手にしなくても・・・」とちょっと思ってしまいましたが、この「インパクトある外観」こそが「昔ながらのお店」の良いところ!

当時は「客を呼ぶには派手にする」が主流だったのでしょうか?

以前ご紹介した「餃子の王将」さんや「三点中華」さんも外観は少し派手目だったように思います。

ある商店街の一角

写真の左側が新田駅方面となり、イトーヨーカドーさんやセブンイレブンさんがある商店街の一角にあるので、駐車場はありません。

車でお越しの方は、付近のコインパーキングで「ナビパーク草加旭町第1駐車場」が一番近いので、ご利用ください。

営業時間は11:00〜21:00となっており、ラストオーダーは20:30となります。

定休日は月曜日で祝日は営業し、翌日火曜が定休となります。

※営業時間や定休日は変更となる場合がありますので、ご来店時に店舗へ確認をしてください。

おやっさんはいつもの通り「愛車のチャーリー」でキコキコとペダルをこいで栃尾さんへ向かいました。

栃尾のお店の雰囲気

きっかけはともあれ、早速入店させていただきました。

平日の午前中ということもあり「第一来店客」達成でございます。

栃尾のお店の雰囲気

そそくさと一番奥へ席を取り、店内を見渡します。

入口からこの奥行きは想像できず、意外と広い店内でこれまたびっくり。

天井から下がっている「電灯の傘」がいい雰囲気を出しています。

これぞ「THE昭和!」懐かしさのあまり思わず「ヨシ!」と心の中で叫んでしまいました。

壁には所狭しとメニューが貼られていて、その写真はどれも美味しそう。

意外と広い店内

厨房からの入口付近。

昭和の感じがにじみ出ていますね。

こういうお店が、永遠に続いてほしいと思うのはおやっさんだけではないと思います。

栃尾のメニュー紹介

続いてメニューのご紹介です。

町の中華料理店なので、麵類はもちろん一品料理もかなりのラインナップ!

ご主人の腕の良さがメニューに現れていますね。

栃尾のメニュー

まずは麵類。

栃尾のメニュー

ラーメン・・・500円
ワンタン ・・・ 580円
ワンタンメン ・・・ 800円
チャーシューメン ・・・ 860円
みそラーメン ・・・ 690円
ほか
※税込み価格

気になったのは「とん汁ラーメン」なのですが、全く想像がつきません。

「とん汁うどん」であれば、みそ仕立ての豚肉の入ったスープに、うどんが入っているイメージがつきますが??

とちおオリジナルメニュー

続いて「オリジナルメニュー」

栃尾のメニュー

スタミナラーメン・・・820円
栃尾メン ・・・ 820円
肉そば(塩・しょう油味)・・・ 930円
海鮮麵(あんかけ)・・・ 960円
スーラーメン(塩・しょう油味)・・・ 730円
ザツジャンメン ・・・ 860円
ほか
※税込み価格

「ザツジャンメン」ってなんだ!

想像すらできない!

焼きそばもおいしそうだし、どうしたらよいでしょうか?

胃袋が三つくらいあればいいのに!とこのときほど思ったことはありません。

「ご飯類」も揃っていますね。

栃尾のメニュー

チャーハン・・・690円
半チャーハン ・・・ 500円
肉チャーハン  ・・・ 850円
キムチチャーハン  ・・・ 870円
チキンライス ・・・ 740円
オムライス ・・・ 820円
ほか
※税込み価格

出た!「町中華」の必殺技「オムライス」!

次回来店時には、オムライスと栃尾メンのコンビで決まりだな!

一品料理メニュー

一品料理も美味しそうです。

栃尾のメニュー

野菜炒め・・・570円
肉野菜炒め・・・ 620円
レバ野菜炒め  ・・・ 620円
肉ニラ炒め ・・・ 690円
レバニラ炒め ・・・ 690円
ニラ玉 ・・・ 620円
ほか
※税込み価格

レバーの苦手なおやっさんがひかれたのは「肉ニラ炒め」

選べる材料があるのはうれしいところですね。

少し高級な一品料理

こちらは少し高級な一品料理。

栃尾のメニュー

鳥肉のから唐し炒め・・・870円
肉うま煮  ・・・ 1160円
五目うま煮 ・・・ 1160円
酢豚・・・ 1160円
エビチリ ・・・ 1360円
鳥肉のからあげ ・・・ 1160円
ほか
※税込み価格

先ほどから「謎メニュー」がたくさんあって「鳥肉の唐し炒め」って何?

常連さーん、誰か教えてくださーい!

これは通わないとダメですかね。

それと思ったのが「値段の安さ」!

ラーメン・500円って、大手チェーン店でギリギリ出せる値段が、町中華で食べられる。

ということで、おやっさんが選んだのは「ラーメン」と「半チャーハン」をセットで注文しました。

お店の味を知るには、ラーメンとチャーハンを食べるべし!!

って誰かに言われたような気がしたので、初訪問の栃尾さんを知るべく実食と行きますか?

栃尾の味を知れ!「チャーハンセット」をいただく

おかみさんに「ラーメンと半チャーハン」と伝えると、おかみさんからは「麵セット一丁!」とご主人に伝えていました。

麵セットがあったんだ。

そういえばお店の壁に貼ってあるポップに書いてあったような・・・。

おかみさんの心遣いに感謝ですな。

オーダーした後、若女将が手書きポップの準備をしながら話しかけてきました。

「さきほどはすみませんでした。お店を紹介いただくのはありがたいのですが、老夫婦が営むお店ですので、あと何年続けられるかわからないので・・・」

お店の生い立ちを聞いてみると・・・。

「本店が、東京・護国寺にあってのれん分けをして板橋で営んでいましたが、わけあってこちらに移転してから二十数年経ち、地元の方々には大変喜んでもらっています」

少し悲しそうな顔で若女将が語ってくれました。

二十数年の中で「様々なことがあったんだろうな」と感慨深く聞かせていただきました。

そうこうしているうちにオーダー品が到着!

チャーハンセット

ドン、ドドーン!

何というこのビジュアル!素敵すぎる!

このお盆に乗ったチャーハンセットの周りだけが「昭和」へタイムスリップしたかのようです。

これぞ「町中華」の定番中の定番!

残念ながら予算の都合で「餃子」は頼みませんでしたが、これに「餃子」が加わればお店の看板にもあった「ラーメン、餃子、チャーハン」の三点セットが堪能できたわけです。

次回は絶対餃子をゲットするぞ!と心に誓うおやっさんでした。

では、一品ずつご紹介を。

栃尾ラーメン

まずは、ラーメンから。

超シンプルな外観。

メンマ、チャーシュー、ネギ、海苔でしょうか。

昔ながらの「ラーメン」ここに見参!と言わんばかりです。

それでは、実食していきます。

細麵

麵は、言わずと知れた「細麵」。

中華そばは、この細麵でないと中華そばではないと言っている人がいたような・・・。

では実食!

ズズッとすすると、細麵にスープがよく絡んで・・・うまい!

麺の茹で具合も絶妙なタイミングで、Good Job!

食感といい、鼻に抜ける感じといい、この麵は本当においしいぞ!

次にスープはどうでしょうか。

あっさり系の透き通ったスープ

あっさり系の透き通ったスープは、鶏と豚のおいしさがギュッと詰まってあっさりの中に旨みがしっかりと主張する奥深い味わい。

スープを口に含んでから少し間を置き、舌でよく味わってからのどへ流し込む。

「懐かしい味、おいしい!!」

この味は、大手チェーン店の味でもない、ましてや「家系ラーメン」と呼ばれる濃厚な、それとは全く別世界の食べ物のよう。

そう、これこそ「昔ながらの昭和の味」なのです。

若い人たち、家系ラーメンを好んで食べている人には「少し物足りない」と感じてしまうと思います。

でも、このような「町中華のラーメン」も存在していることを知ってほしいと思います。

続いて「チャーハン」に行ってみましょう。

チャーハン

こちらもシンプルですね。

ネギ、玉子、チャーシューですか。

この香ばしい香りがたまらない!中華料理店へ来ましたよと感じざるを得ません。

では実食いたします。

レンゲでひとすくい、パクッと一口

レンゲでひとすくい、パクッと一口。

ああ、熱い熱い、ハフハフしてじっくりと味を確かめます。

うん、おいしいです。

見た目はあっさりしているように見えますが、しっかりと中華スープの出汁が効いていて

塩コショウのバランスもバッチリ!

玉子のホロホロ感が味わえるものもあれば、カリカリに焦がした玉子もこれまたおいしい。

角切りチャーシューの旨みと、心地よい歯ごたえが食感のアクセントに。

お米と、玉子と、チャーシューとを、結び合わせているものが何かというと「長ネギ」なんです。

ねぎの辛みと、炒めても損なわないシャキシャキ食感がチャーハン全体をまとめている!

長ネギさん、感謝します!

付け合わせ

麵セットとなったので、付け合わせがありました。

ポテトサラダとお新香・・・。うーん・・・「謎」だ!

お新香はわかりますが・・・。ポテトサラダ・・・??

おいしいから問題はありませんが、これぞ「昭和の組み合わせ」なのでしょうか?

謎解きのために、ますます次回も伺いたくなりました。

写真に少し映っていますが「手書きの伝票」もレトロ感たっぷり。

あるお店では「タッチパネルディスプレイ」で注文するご時世。

お会計も「※※PAY」でと言ってスマホを差し出せば「ピッと」スマート会計。

便利な時代になったものです。

そんなことを考えながら、最後にラーメンのスープを一飲みして完食!

おいしかったです。ごちそうさまでした。

お会計では伝票記載の納付金を納付し、すべてコンプリート。

お店のご主人、おかみさん、優しく話しかけてくださった若女将に「ごちそうさまでした」と伝えてお店を出ました。

おなか一杯のおやっさんですが、次に来るときは何を食べようか?とすでに次回来店の計画を検討しております。

帰宅途中、心なしか自転車のペダルが重く感じたことは言うまでもありません・・・。

栃尾の口コミ総評

それではここで、栃尾さんの口コミ総評をご紹介いたします。

各口コミとも★3以上の高評価。

あるコメントでは「角切り焼豚がガッツリのって男の好きなヤツ」とか「ご主人の人柄が最高です」など。

「自宅では味わえないこの野菜炒めは絶品」と言われる投稿もありました。

「あまりの居心地の良さに、お尻から根っこが生えてしまいました(笑)」など。

おやっさんと同じく「レトロチックな店内」「昭和を感じさせる」とお店の雰囲気を投稿される方々もおられます。

口コミサイト口コミ件数星の数
食べログ11件3.21 
Retty1件80% 
Googleマップ69件 3.8 
掲載時の評価
https://twitter.com/Karasumi_kin_ya/status/1411167003851829251

栃尾のご紹介・まとめ

最後に今回の記事のまとめをさせていただきます。

  • 新田に店を構えて二十数年。中華料理・栃尾は地元の町中華店だった
  • 新田駅西口から徒歩で3分程度。イトーヨーカドーのすぐ向かい側
  • 大きな赤い看板が目印。ど派手な「ラーメン」の文字が印象的
  • 店内は「昭和チック」が散りばめられ、タイムスリップしたかのよう
  • メニューは町中華の醍醐味!謎メニューも多数あり
  • その店の味を知りたければラーメンとチャーハンを食せ!
  • ラーメンは「昔ながらのさっぱり系しょう油味」これぞ「中華そば」
  • チャーハンは焼豚と玉子のシンプルな味付け。ネギが効いてます
  • 口コミは高評価!「レトロチック」「ご主人の人柄最高」「メニューが豊富」など

「新進気鋭」のお店も現れてくれないと、町が衰退してしまうので期待したいところですが、栃尾さんのような「老舗のお店」も続けていってほしいものです。

大手チェーン店での「外食」もよろしいですが、たまには「地元のお店」にも足を運んでもらって、チェーン店にない「美味しさ」を探してほしいと思います。

栃尾の基本情報

店名栃尾
住所埼玉県草加市旭町4-8-14
営業時間11:00~21:00(L.O.20:30)
電話番号048-941-0795
定休日月曜(祝日の際は翌火曜)
駐車場
クレジットカード
テイクアウト
デリバリー
ホームページ

地図

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